ほくほく備忘録

だて巻き殿下なあの人がすき

風 are you?〜風磨くんがかけてくれたひと夏の魔法〜

 

一昨日の晩、講義が終わると柄にもなく猛ダッシュし、家に帰るなりすぐにテレビをつけ、あるBlu-rayディスクの《DISC2》を勢いよくぶっ込みました。それもそのはず一昨日は『Johnnys' Summer Paradise 2016』のフラゲ日、つまり世間の皆さまのご自宅で誰でもあの《ひと夏の魔法》にかかることができるようになる日だったのです。

さてさて帰宅と同時に去年の夏へタイムスリップした私でしたが、本当に、本当に胸がいっぱいになりすぎて、一昨日の時点では完全に語彙を喪失しました。でもどうしても〈あの夏の記憶〉をここに書き残しておかないと勿体無い気がして、言葉足らずなのは承知で菊池風磨くんのソロコンサート《風 are you?》について綴らせていただきます。

 

風磨くんがかけてくれた二つの魔法
一.【物語の魔法】
《風 are you?》というタイトルからお分かりの通り、風磨くんが《自分は何者なのか》《どれが本当の自分の顔なのか》という問いに自ら答えていくというストーリー仕立てのコンサートとなっております。彼が夏に主演をしたドラマ《時をかける少女》ともリンクする形で、幼い頃の自分たちを描き、さらに成長した自分が幼い頃の自分と会うという場面も盛り込まれています。

私は8月16日にこのコンサートを見に行き、そしてまた一昨日(そして昨日も)自宅で見返しましたが、こんなに切なく胸が締め付けられるコンサートはない!!!!と思いました。最後の風磨くんの言葉にあるように、風磨くんが見つけた《答え》は《仕事、学校、友達の前、家族の前、恋人の前ーーそれぞれに”顔”があったとしてもそれは全て自分なんだ》ということ。そして私たちを《これから来る未来を一瞬たりとも無駄にしない》魔法にかけてくれるのです。

切ないけれど希望溢れる彼からのメッセージに心を奪われないわけがない!ストーリーがあり、そしてそのストーリーの中に彼が本当に伝えたかったことが隠されているというこのコンサート……。ぜひ、あなたもご自宅のDVDデッキにディスクを突っ込んで《ひと夏の魔法》にかけられてみてください。

二.【風 are you?というカンパニーの魔法】
菊池風磨くんの不思議な魅力のひとつに、彼がもたらすカンパニーの《結束力》みたいなものがあります。たった6日間ほどのステージではあるけれど、心の奥の方でしっかりと根を張った寺西くんを含めた8人の絆。逆にたった6日間であるからこそ彼はこの《風 are you?》というカンパニーに彼の《ひと夏の思い出》を詰め込んだのかもしれません。EC前のペイント映像にあらわれる7人のキラキラな笑顔と最後の挨拶、そして《We are 風 are you!》という言葉に、菊池風磨が築いた最高のカンパニーを感じることができます。

オーラスでの風磨くんのコメントは本ッッ当に涙ものでした。風磨くんがどんな思いでカンパニーのみんなとステージに立っているか。かつて一緒のユニットでやってきた北斗くんへの言葉は特に胸に刺さりました…。そういう思いを言葉にできる、言葉として伝えても許されるのは菊池風磨しかいないし、この言葉に救われた人がきっと数多くいる。北斗担として北斗くんについていく決心が(もともとあったけれど)この風磨くんの言葉ですごく固くなったし、いつか同じ立場でステージに立てる日を楽しみにできるようになりました。

 

本当は北斗くんについての感想も一緒に載せるつもりだったのですが、いかんせん熱く語りすぎてしまったのでここいらで一旦失礼させていただきます!後で北斗担にとっていかに《風 are you?》が名盤中の名盤であるかを延々語りたいと思います。風磨くん、素敵な夏を本当にありがとう。それでは、また!